設備条件について (賃貸用語集)

サービス付き高齢者向け住宅

高齢者の方が安心して居住することができるように、バリアフリー化や安否確認のサービス利用が可能な他、契約内容でも高齢者の居住の安定化が図られた契約であることが定められている賃貸住宅。
具体的な内容は物件や各自治体の基準により異なる。
2011年10月に高齢者の居住の安定確保に関する法律の改訂法が施行され、これまであった高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)に代わり新しく制定された。
※関連用語:バリアフリー

サービスバルコニー

キッチンに面した小さなバルコニーや、北向きの小さなバルコニーのことをいうのが一般的。ごく限られたスペースなのでゴミ置き場など用途は限定される。
※関連用語:バルコニー

サービスルーム

納戸のこと。建築基準法上、採光や換気基準を満たさず、居室として認められない部屋。間取りとしては1LDK+SなどSと略される。
※関連用語:納戸

サムターン

シリンダー錠などの居室側に付いた施・解錠つまみ。玄関扉に穴を空けるなどして外部から不正に操作する解錠手口をサムターン回しという。

三点給湯

キッチン、浴室、洗面所の給湯を、1台のガス給湯器や電気温水器でまかなうシステム。
※関連用語:給湯電気温水器

サンルーム

屋根や戸、壁などの一部または全部をガラス張りにして、自然光を多くとり入れられるようにしたスペース。

敷金

賃料の不払いや、原状回復費用(通常の使用に伴い生じた損耗を除く)の未払い等に備えて、貸主が担保として預かる費用。退去時に実費を差し引いて清算され残金が還元されるケースが多い。
※関連用語:保証金原状回復義務補修費解約引き敷引き

敷引

解約引きと同じ。
※関連用語:解約引き

システムキッチン

調理台、シンク、加熱調理器、レンジフード、収納庫などを一体化させたデザインのキッチン。オプションで機能を付け足すのに比べて見栄えも機能性も優れている。
※関連用語:レンジフード

実印

現住所のある市区役所・町村役場で実印として登録された印鑑。印影や材質が基準を満たす印鑑と身分証明書を持参し、担当窓口で手続きすれば印鑑登録証が発行される。賃貸借契約書に実印が必要な場合に捺印。

室外機置場

エアコンの室外機を置くことを想定して設けられた屋外スペース。通常のベランダやバルコニーに比べてかなり小さいのが普通。ベランダやバルコニーの一部に設けられた室外機設置場所を指す場合もある。
※関連用語:ベランダバルコニー

漆喰

消石灰に、海草のりや糸くず、粘土などを混ぜて練った日本古来の塗り壁材料。防火性をもち、湿気に強いことから、土間や壁などに用いられている。

シックハウス

ホルムアルデヒドをはじめとする揮発性有機化合物などに汚染された住宅のことで、それら有害物質が原因で健康被害を受けることをシックハウス症候群という。主な原因は、住宅建材や家具に使われる塗料・接着剤・可塑剤・防腐剤・防虫剤など。現在は建築基準法で規制されているが、有害物質に対する抵抗力は個人差が大きい。
※関連用語:ホルムアルデヒド

室内洗濯機置場

例えば浴室の脇など、洗濯機を置くために室内に確保されたスペース。基本的に給水用の蛇口と排水口、防水パンを備え付けている。
※関連用語:防水パン

シャッター窓

一般に窓ガラスの外側に設置された、アルミやスチールなどの金属でできた巻き上げ式の扉。

シャワールーム

浴槽を持たないユニット式のシャワー専用ブース。シャワーユニット、シャワーブースともいう。

シャワー付独立洗面台

洗髪などに使える取り外し可能なシャワー式の蛇口が付いた洗面化粧台。シャンプードレッサーともいうが、当サイトではシャワー付独立洗面台と表記。シャンプードレッサーはTOTO株式会社の登録商標。
※関連用語:洗面化粧台

集合郵便受け

配達される郵便物を受け取るために設ける箱・ロッカーのことで、主に建物のエントランス内外に全戸分集中的に設置されている。

シューズインクローゼット

玄関付近に備え付けられた、靴を履いたままに出入りができる収納スペース。シューズインクロークや玄関土間収納ともいうが、当サイトではシューズインクローゼットと表記。靴が収納しやすいよう、あらかじめ棚などを備え付けられていることが多く、また広さによっては様々な用途の使用が可能。

住宅確保要配慮者向け賃貸住宅
(民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業)

高齢者世帯、障がい者等世帯、子育て世帯、又は所得(月あたりの収入)が214,000円を超えない世帯、その他、地方公共団体が定めた地域住宅計画に該当する方への供給の促進を目的として、一定基準を満たした賃貸住宅。
それぞれの基準や具体的内容については、掲載店舗へお問合せを。

重要事項説明

契約にあたり、建物の名称・所在地・貸主・契約内容(賃貸借費用や禁止事項)などの事前確認が法的に義務付けられていて、不動産会社の宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)が文書(重要事項説明書)で示して説明する。借主が了解すれば署名・捺印を行い、契約手続きへと進む。
※関連用語:宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)

重量鉄骨造

鉄骨構造のひとつで、重量鉄骨(H形鋼など)を柱・梁として使用する。 剛接合された骨組を持つ非常に頑強な構造となっているため、重量鉄骨構造は3階建ての一戸建て住宅や、3階建ての共同住宅で多用されている。(ただし最近は2階建ての重量鉄骨構造も見られる)

浄化槽

水洗便所からの汚水や、キッチン、浴室からの雑排水を浄化処理して、河川や海などに放流するための設備。家庭用の各戸タイプと、マンションなどの団地単位で使う集中浄化槽がある。

償却金

賃貸借契約時の預け金のうち、解約および契約終了時に借主への返還対象とならない金額。保証金の場合は解約引き、敷金の場合は敷引きのこと。
※関連用語:解約引き敷引き

除湿機能付換気扇

排湿機能を持った換気扇。寒冷地の冬期結露防止用に設置されることがある。

帖数

室内の面積を畳の数で表現するもので、主に和室に用いられる。一般に1帖=1.65平方メートル(中京間に相当)を基準とするが、田舎間(江戸間)=1.54平方メートル、京間(本間)=1.82平方メートルなど、畳サイズは地域によって異なる。

初期費用

賃貸借契約時に発生する費用。原則、敷金または保証金、前家賃、管理費または共益費、仲介手数料などの総称。一般に家賃の数ヵ月分が必要。具体的内容は物件により異なる為、掲載店舗へお問合せを。
※関連用語:敷金保証金前家賃管理費共益費仲介手数料

シンク

キッチンや洗面所などに設けられた流し台。幅90cm前後のものをジャンボシンク、2槽式のものをダブルシンク、バルコニーやベランダに設けられる深型のものをスロップシンクという。ステンレス、陶器、ほうろう、人造大理石など、材質はさまざま。
※関連用語:バルコニーベランダ

新築

当サイトでは建築中または完成後1年未満で未入居の場合に表記。

スケルトン・インフィル

100年以上の耐久性を備えた骨格(スケルトン)に、変更自由な内装・間取り(インフィル)を取り入れた住宅設計で、ハード・ソフト面で長く暮らせる住まいを提供しようというもの。賃貸の集合住宅において入居者は、骨格を借り、内装を所有することで、住み替えることなくニーズに合わせた暮らし方が実現できる。

スラブ

鉄筋コンクリート造における床版(居室の床下のコンクリート部分)。厚み(スラブ厚)があるほど遮音性に優れ、上下階へ音が響きにくい。
※関連用語:鉄筋コンクリート造

制震構造

建物内に何らかの制震装置を組み込むことで、地震のエネルギーを受けても吸収されるように設計された構造。
※関連用語:耐震構造免震構造

善管注意義務

「善良なる管理者の注意義務」の略で、職業や社会的地位に応じて、取引上一般的に要求される程度の注意義務のこと。賃貸住宅で借主に対していう場合、故意や過失で部屋を傷めないよう管理すること。義務に反した場合、借主の原状回復義務に基づいて補修費などが請求される。
※関連用語:原状回復義務補修費

専属専任媒介

専任媒介よりもさらに制約が強く、該当物件の扱いは必ず仲介依頼した不動産会社を通さなければならない契約形態。たとえ貸主自身が見つけた借主であっても直接契約はできない。
※関連用語:専任媒介

洗濯パン

防水パンと同じ。
※関連用語:防水パン

専任媒介

特定の不動産会社のみが独占的に仲介依頼を受ける取引契約。貸主が専任媒介で仲介依頼をしている場合、他の不動産会社でその物件の借主を探すことはできない。

洗面化粧台

シンク、鏡、小物入れ、照明器具、コンセントなどを一体化させた、化粧台としても使える洗面台。取り付けが簡単なため、現在は多くの住宅で採用されている。
※関連用語:シンク

専有部分

各住戸における専有部分の総床面積。一般に集合住宅の場合、隣家と仕切る壁の中心部分から計算するため、見た目の面積よりも若干大きくなる。
※関連用語:専有部分

専有面積

各住戸における専有部分の総床面積。一般に集合住宅の場合、隣家と仕切る壁の中心部分から計算するため、見た目の面積よりも若干大きくなる。
※関連用語:専有部分

専用庭

主に集合住宅1階部分の住戸に面して設けられ、その部屋の入居者が専用利用できる屋外空間。地面が土であるものを専用庭とし、テラスと区別していることが多い。ベランダやバルコニーと同様、共用部分となる。
※関連用語:テラスベランダバルコニー共用部分

即入居

賃貸住宅で、契約手続きを済ませればすぐに入居可能となること。原則として、引っ越しの時期にかかわらず契約成立と同時に家賃が発生する。

損保

損害保険。賃貸住宅でいう場合、火災や水漏れ事故など、入居中の不慮のトラブルによる損失を補償するもの。賃貸借契約と併せて指定損保への加入を義務付けている物件も多いが、任意の場合でも加入しておくのがベター。補償内容は損保の契約内容により異なる。

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