国内でのW杯、札幌に続くは山形・蔵王での2戦です。
標高1,000mの場所にある蔵王のジャンプ台。山の天気は変わりやすい…とはよく聞きますが、まさに蔵王大会は天候に大きく左右された厳しい試合となりました。
ジャンプ競技は、2本のジャンプ結果で競われます。W杯の場合、1本目で上位30位に入った選手が2本目のジャンプに進め、1本目と2本目の合計点で順位が決まるのですが、蔵王大会は両日とも悪天候のため2本目のジャンプが中止に。1本目のジャンプ結果のみで順位が決まってしまったのです。特に2日目は猛吹雪により試合開始時刻が1時間半遅れるという中、選手も観客も必死に寒さに耐えていました。
そんな気候とは裏腹に印象的だったのが、山形の人たちの温かさです。
みんなで一緒に応援したいとの気持ちで、エイブル応援団特製の応援旗を来場者のみなさんに配っていたのですが、「一緒に配るよ~」とお手伝いいただいたり、「お店に置きたいからいくつかくれるかな?」とお声かけいただいたり。応援のときも、エイブル応援団の後に続いて一緒に掛け声をしてくれたり、「今年も来てくれたんだね~ありがとう」なんて嬉しいお言葉もいただきました。
町全体でジャンプ大会を盛り上げていて、本当に温かい大会でした。
高梨選手が試合後のインタビューで「厳しいコンディションでしたが、その中でも残って見ていただいた皆様のおかげでいい結果を出すことができました」と答えていたコメントに逆に勇気と元気をもらった、蔵王での応援でした。

試合がキャンセルになる悪条件の中の大会

大好評だった応援旗

高梨選手だけではなく、チームジャパンのみんなを応援です!

インタビューを受けるメンバー